新時代ファインロブスタ Future Coffee Farm

珈琲豆 履歴書

N2/@珈琲中毒製作所®NATSUMIです。2023年1月にベトナムFutureCoffeeFarmに行ってきました。本日は2023年の最新情報を踏まえFutureCoffeeFarmの情報をお届けいたします。今年の入港はおそらく7月までには日本に入港されるはずです。こればかりは約束できないですね(涙)
入荷次第、ラテベースを制作し再販いたします。
現在販売しているロブスタはWiney-Honey(オンラインショップ)になります

FUTURE COFFEE FARM(未来農園)について

農園主Toiさん(画像の引用はお控えください)

農園主:Toi Nguyen
場所 ホーチミン空港から 車で約6時間くらいの場所
ラムドン省 バオロク 
FutureCoffeeFarmはトウモロコシ畑から始まった、人と人をつなぐような珈琲にも思える。日本にこの高品質なロブスタが入ってきたきっかけは、8Coffeeの黒田さんがとても深くかかわっている、今年で6年目になります。はじめから品質が良かったわけではない、農園主Toiさんと、黒田さんの切磋琢磨することでファインロブスタの称号を取得することができた。
2022年SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会主催のアジア最大級のイベント)も様子↓

2022年10月 企業側ブースでの出店


●近隣のロブスタ農家さんから、糖度が高い、選りすぐりのチェリーを買い取る標高は750m~900m)FUTURECOFFEEFARMで精製を行い日本に出荷、ロブスタの品種は138種である
(他にもハイブリットやサンルン品種が植えられている)

ちゅくさん Toiさん 協力農園さん

現在は、農園主Toiさんはファインロブスタの有機農園を6年かけて育てている、日本にも輸入が決定し、有機農園はとても栽培が困難ですが、将来のベトナムのコーヒー産業の為にも、成功させたいと言っていました。実際に収穫を体験させていただきましたが

Future Coffee Farmの精製方法

当店で現在扱うベトナム未来農園(FutureCoffeeFarm)は3種類の精製方法があります。
※精製方法とは→コーヒーチェリーを収穫してから、種を取り出す方法の事です

コーヒーチェリーから種を取り出す一部の工程


同じ珈琲チェリーでも精製方法が違えば、味は変わります。良いチェリーを収穫できたからと言って、精製環境が整っていなければ、高品質なものは作りだすことはできません。

精製で珈琲の味は7割決まります。

脱穀、発酵、乾燥

2023年1月に訪問した際の、最新の情報はFuture Coffee Farmでは水をあまり使わない方法を採用したといっていました。FullWashedは一番水を使います、農園主Toiさんは環境汚水をできるだけ出したくないという思いがあり、環境配慮をしている素敵な農家さんです。

簡単な味の違い↓

ロブスタは粉から珈琲が冷めるまでの変化の仕方がとても面白いです。高温で感じなかった甘味や、液体の分厚さ、ユニークさに気づくことができます。

①Full Washed(フルウォッシュド)

フレーバー参考
→麦、コーン茶、黒みつ、ナッツ、クルミ、バニラ
2023年のクロップは2022年のクロップに比べて、バニラ感が強いのと液体のBODYが分厚いものでした。とっても楽しみですね。


きれいなBODYが好印象です。BODYとは口蓋(舌と上顎の間で感じる滑らかさ)ざらついたりすると、あまり評価は良くないです。

夏は水出しコーヒーにするととっても、珈琲の液体が綺麗で分かりやすく、ブレンドのパーツにもつつかえる万能品です。当店のお客様でも、シングル(単体)で購入されて、おうちでブレンドに挑戦される方も多いです。
ブレンドに使用することで、珈琲全体の厚みが形成されて、とてもまとまりのある、ブレンドになります。

②Winey-Honey(ワイニーハニー)
Winey→はToiさんは商標をとっています。ステンレスタンクの中で、発酵させています、いわゆる嫌気性発酵アナエロビックファーメンテーション)

フレーバー参考
Full-Washedに比べると、酸があり
餡子、もなか、チョコレート、ナッツ・コーン茶、冷めてからの液体のとろみがよりわかると思います。

③Winey-nature(ワイニーネイチャー)
こちらもWineyとは嫌気性発酵の工程のおなじで、3種類の精製の中では一番ユニークな酸をもっています。ワイニー、もちろん発酵した梅種やワインのような、ロブスタと思えない複雑な酸味が特徴になります。

ファインロブスタについて

前についているファインって何?!珈琲の三大品種アラビカ種ロブスタ種(カネフォーラ種)・リベリカ種)となります。そのうちの、1つロブスタ種の中でも、上位2%しか流通していない、高品質なロブスタファインロブスタを言います。

ファインロブスタは厳密な手順に沿ってQグレーダーによって鑑定されています。鑑定施設はCQIに登録されている機関(ICP)で評価され、基準に達したものをファインロブスタと言います。その鑑定大きく分けて、(生豆のグレーディング・焙煎豆のクエーカーの数・カッピング評価)で決まります。難しいこと言いましたが、ファインロブスタってすごく価値のあるものなんですよ~!!ちなみに、スペシャルティロブスタとは言いません。

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